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「英語×好きなこと」で英語は格段に上達する!

Hi everyone! ナマケモノ先生です。

今日は年齢を問わず英語を上達させるための近道についてお話したいと思います。

普通に生活していると英語を使う機会が極端に少ない日本。

この国で生活していく上で、何に気をつけたらお子さんの英語力は伸びるのでしょうか。

答えは「子どもがそのときに好きなことを英語でやる」。ただそれだけです。

どんなお子さんも一つや二つは夢中なことや好きなことがあると思います。

とにかく昆虫に夢中で…とか、やたらと何でも積み上げるのが今のマイブーム、など。

子どもはある程度好きなことを続けると、満足して次のやりたいことを探し始めるので、大人からすると「せっかく始めたばかりなのに」と残念に思ってしまうのですが、人はこうやって少しずつ成長しているんですね。

このコロコロ変わる子どもの「マイブーム」を上手に取り入れれば、あまりお金をかけなくても子どもの英語への関心を引くことができるというわけです。

お子さんの今の興味関心を知るには、とにかく普段からお子さんを観察する必要があります。(お子さんが小さくて発話が上手にできない場合は特に、です)

例えば、ものをつかむのが楽しいみたい時期だなあ、とか歌に合わせて踊るのが好きなのかも、といった具合にです。

何が好きなのかが分かってきたら、それを英語でやってみましょう。

ここで大切なのがレベル選びです。

以前にも書きましたが、人の能力を伸ばす最適なレベルはいつだって「今のレベル+1」、つまり少し背伸びをすれば届くくらいのレベルを選ぶことです。

上手に丸を描けない子どもに「文字を書く練習をしよう」といっても、難しすぎて諦めてしまいますよね。

だからこそお子さんのことを普段からよく見て、子どもが夢中になってやっていることを思う存分楽しめる環境を与えることが重要なのです。

好きなことをしているときの子どもの集中力はすさまじいもので、小さいころから何かにのめりこむ経験を多くしている子どもは、大人になってからも高い集中力を発揮することができると言われています。

お子さんによって興味関心は様々ですが、今回はお子さんの年齢別に親御さんができることの例を、伊藤美佳さんの著書「モンテッソーリ教育×おうち英語で世界に羽ばたく子どもを育てる」を参考にまとめてみました。

0歳

  • 英語で話しかけたり、歌いかけたりする(英語が苦手なら、聞き流しでもOK)
  • 英語の手遊びを一緒にする
  • 韻の多い絵本を読んであげる

1歳

  • 英語の絵本や歌にたくさん触れて、お気に入りを見つける
  • お気に入りのシリーズやタイプが分かったら、同じ本や歌で繰り返し遊ぶ

2歳

  • 身体の部位を使う歌で遊ぶ (Head, Shoulders, Knees and Toes等)
  • ピクチャーディクショナリーで毎日の生活語彙を増やす
  • 絵本の中の絵を一緒に見ながら英単語のインプット
  • カンタンな英単語を言って、それをタッチするゲームで遊ぶ

3歳

  • 動作が使われている歌で一緒に遊ぶ (Walking Walking等)
  • 子どもの疑問に答えられなかったら、一緒に調べてみる(日本語でもOK)
  • アニメなどを英語で見る (英語アニメはPeppa Pigがおすすめ)
  • ピクチャーディクショナリーで覚えた毎日使う英単語を実物とマッチングさせる
  • 文字に興味を示し始めたら、アルファベットを見せてみる

4歳

  • 簡単な英語のゲームで遊ぶ
  • 身の回りのものを英語で一緒に数えてみる
  • 生活言語を超えた、非日常の英単語もピクチャーディクショナリーなどを使ってインプット
  • アルファベットが分かるようになっていれば、フォニックスの歌を聞かせ始める

5歳

  • 料理や掃除などの家事を一緒にしながら英語で話しかける
  • 絵本の読み聞かせのときに子どもに話しかけたり、質問したりする (What do you think?など。最初のうちは日本語でもOK)
  • 文字を書くことに興味があれば、アルファベットを一緒に描いてみる

6歳

  • 英語を話す人と遊ぶ機会を設ける
  • 英語でしりとり (英語のしりとりは xで終わる単語で負け、というのが一般的)
  • 多読用の絵本を読み始める

今回のリストは6歳までとなっていますが、もっと上の年齢のお子さんの場合でも子ども目線で楽しく英語を学べる仕掛けはたくさんあります。

ぜひ、お子さんの興味に合わせて環境を準備していってあげてくださいね。