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英検準2級・2級の英作文対策法 ー前編ー

Hi everyone! ナマケモノ先生です。

今回は英検準2級と2級にチャレンジするお子さん必見!の英作文対策法を前編・後編2部に分けてご紹介します。

前編では、英作文を書くために必要な論理的思考自分の意見を発信する力をつけるためのトレーニンについてご紹介します。

英検受験を考えていなくても、お子さんの論理的思考、発信力を伸ばしたい!と考えている親御さんも取り入れられるトレーニングです。参考にしてくださいね^^

英作文は得点配分が高い問題です。小中学生の皆さんはしっかり対策をしてここで点数アップを狙いましょう!

まず準2級と2級に共通して言えることは、作文に限らずリーディングや面接でも社会問題がふんだんに扱われるという点です。

時事問題や社会問題は小学生の普段の生活であまり見聞きすることがないトピックですので、そもそも知識があまりない子がほとんどだと思います。

知識がないのに意見を述べることはできないので、こういうトピックに意識的に目を向けることが合格のカギを握るといっても過言ではありません。

そこでライティング対策の第一歩はずばり、知識の蓄積です。

普段から環境問題、国際関係、経済やお金の話、IT関係のトピックに関心を持たせましょう。

「うちの子まだ小4なのにそんなこと分かるかな」と心配な親御さんもいるかと思いますが、安心してください!

はじめのうちは分からないことも多くいろんな概念について説明してあげなければなりませんが、本来子どもというのは好奇心にあふれているもの。

知れば知るほど様々なトピックに関心を持つようになります。

ニュース番組を見ながら、または普段の会話のなかで積極的に話をしてみてください。

その際に以下の3つのことに注意してみましょう。

①「正しい答え」ではなく「自分なりの答え」を持とう

人の意見にそもそも間違いなんてありません。どんな事柄にも賛成反対の立場があって当然です。

いろんな意見を見聞きしたうえでお子さん自身が「自分なりの意見」を見つけられるようにしましょう。

②「どうして?」の繰り返しで思考を深めよう

子どもなりに自分の考えができてきたら、それをいろんな角度から検証してみましょう。

「どうして?」を繰り返すことで論理的思考が身につけられるようになります。

論理的思考というと急にハードルが高く感じられますが、実は小さい子どもでもできるトレーニングなんです。

例えば、

親「今日の夕飯は家で食べたい?外で食べたい?」

子「おうちで食べたい」

親「どうして?」

子「おうちのご飯の方がおいしいから」

といった感じです。こんな簡単なところだったら始めやすいですよね。

③反対の立場に立って考えてみよう

皆さんはディベートをやったことがありますか?

ディベートでは賛成・反対どちらの立場からも相手を論破できることを求められます。

このやり方、実は自分の持っている「考え」や自分が「正しい」と思っていることが本当にそうなのかを改めて考えさせてくれる、いい思考訓練になるんです。

自分にとっての「正義」が実は論理に欠けていて、反対の立場の意見の方がよっぽど意義深かったなんてことは実はたくさんあります。

こうしたトレーニングや対話を日常的に行うことで知識が蓄積され、英作文を書くための準備が整います。

後編はいよいよ実践に入ります!

書く内容を考える力をつけるのは大変ですが、書き方を習得するのはとても簡単です。

ぜひここで紹介したトレーニングをたくさん積み重ねてから書く練習に移ってくださいね。

See you soon! 🙂 🙂