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実践編!英語語りかけ育児を成功させるためのステップ

Hi everyone! 🙂 ナマケモノ先生です。
前回は英語語りかけ育児がおススメな理由と、どういった点に注意する必要があるかを説明しました。
今回はいよいよ実践編!効果的に取り入れるための方法をStep by stepで詳しくお伝えしたあと、参考にしてもらいたいおススメの文献もたくさん紹介します!
長文になりますが、どうぞ最後までお付き合いくださいね 😀

英語語りかけ育児の効果的な3ステップ

英語語りかけ育児を実践するにあたって、以下の3ステップで進めていくと効果的です。

STEP 1: 毎日発話する習慣づけをする
「最低でも一日3フレーズは英語で!」「10分間だけ英語で会話する!」といった目標を自分で設定し、毎日継続することを習慣づけましょう
このときに決めるゴールは、あくまでも実現可能な現実的な内容にしてくださいね。
この段階では「継続」することに焦点を置き、英語の質についてはあまり気にしなくて構いません
難しい表現や単語はどうせ子どもには通じないので、使わなくて大丈夫。
簡単な語彙とシンプルなフレーズ、そしてたくさんジェスチャーを取り入れてみましょう。
何なら初めはルー大柴のような日本語交じりの英語でもOK!
「とにかく毎日英語で何かを言う」ことを継続するようにしましょう。
この段階の英語は、質より量を重視!です。

STEP 2: 少しずつ表現を増やす
毎日英語を口にする習慣がついてきたら、少しずつフレーズや単語のレパートリーを増やしていきましょう。
1日1フレーズずつ増やすなどして、毎日使える表現から積極的に取り入れるのがおすすめです。
この段階でぜひとも使っていただきたいのが「カンペ」です。
ポストイットなどに使えるようになりたいフレーズを書き込み、そのフレーズをよく言う場所に貼り付けます。
 例)玄関に”Put your shoes on.”(靴を履こうね)、トイレに”Flush the toilet.”(トイレ流してね)など
こうすることで自分自身への練習のリマインドにもなりますし、忘れてしまったときや自分が間違っていないかどうかを確認したりすることにも使えます。
カンペに頼らなくてもフレーズが言えるようになったら、カンペは外してしまってもかまいませんが、お子さんがアルファベットを認識できる段階になると、お子さん自身もポストイットに書いてあるメモに興味を示すようになったりもしますので、そういった目的で残しておくのもアリです。
この段階では、お子さんへの声かけは「質問」より「独り言」や「つぶやき」などがおススメです。
子どもの行動を英語で言ってみたり、目の前の状況を英語で表現するような声かけを続けましょう。
 例)You look happy. (うれしそうだね)や、The room is messy!(部屋が汚い!)
英語語りかけは、あくまで「自分のための練習」というスタンスを忘れずに。
子どもに英語のシャワーを浴びせるようなイメージで、お子さんからの発話は引き出さなくて大丈夫です。
さりげない声かけを心がけましょう。

STEP 3: 忘れやすい表現を何度も思い出し、口に出すことを繰り返す
表現を増やしていくにつれ、決まって忘れるフレーズがあることに気づいてくると思います。
こういう表現は意識的に何度も思い出して口にする練習を徹底します。
この「あれ、なんだっけ?」と記憶を探る・思い出すというプロセスが記憶の定着に効果的なんです。
ここで大切なのが必ず口に出すこと。頭で考えているだけでは不十分ですのでご注意ください。
また、言いたい単語が思い出せないとき、自分の知っている言葉を使って言い換えるのもいい練習です。
 例)scissors→ something that you use to cut things
このステップでは、お子さんの言ったことをさりげなく訳したり、英語で自然に返答したりしてみましょう。
通じないときは簡潔に言い直したり、ジェスチャーを交えたり、英語の直後に和訳を入れてもOK
お子さんとのコミュニケーションをスムーズにすることを優先しないと、お互いストレスになってしまいます。
慣れてくるとそのうち日本語を挟まなくてもお子さんに通じるようになりますのでご安心ください。

英語語りかけを実践するときの注意点

注意点① 「発音が悪いから…」「文法間違えてるかも…」と恥ずかしがるのはNG!
間違えを恐れて英語を使わない=間違えるのは恥ずかしいというメッセージが伝わってしまいます。
話しかける相手はあくまでもご自身のお子さんですので、気負いせずどんどん間違えて大丈夫。
ただし間違えっぱなしにはせず、間違いに気づいたら修正していく習慣は付けましょう。

注意点② 嫌がられたら、すぐにストップ
初めの頃は特に、保護者の方の英語に対してお子さんが拒絶反応を示す可能性は大です。
お子さんに英語で話しかけるのを嫌がられたら、すぐに日本語に切り替えましょう。
お子さんが忘れたころに、またさりげなく英語へとスイッチします。
このことを続けていくと、だんだんお子さんも英語が聞こえてくる環境に慣れていくようになります。

声かけのレパートリーを増やしたい方向けの参考文献

早速はじめたいけど、声かけのレパートリーがない!
日常生活で使えるフレーズの幅を増やしたい!という方にお勧めのリソースをご紹介します。

① 子育て英会話・育児表現集
最近ではおうち英語を取り入れるご家庭が増えていることもあり、育児に使える英語のフレーズをまとめている書籍が多く出版されています。
その中でも私自身がこれは使える!と感じた本をご紹介します。

井原さんちの英語で子育て
 こちらは発売から20年ほど経った今でも売れているロングセラー。
 日常的に使える子育て表現がマンガ形式でたくさん掲載されています。
 良く使うシンプルなフレーズが多用されていて、セリフを音読しているうちに自然と身に付いていくと思います。
 著者の英語教育に対する考え方や体験記も多く書かれており、英語子育ての先輩の話が気になる方にもおすすめ。

1日1テーマ読むだけで身に付く0~3才までの子育て英会話大全
 新生児期から3歳以降までの子どもの発達に合わせて様々なフレーズが紹介されています。
 フレーズだけではなくテーマごとのボキャブラリーページもあり、発話の幅を広げることも可能です。
 実際に使っている知人は、この本を辞書代わりに使ってお子さんと話しているんだとか。
 ほとんどのフレーズがすでに3才を過ぎているお子さんにも使えるので、まずは目次を見てみてください。

1日たった5分! すきま時間 おうちdeバイリンガル英会話
 こちらの本には日常会話で使えるフレーズだけでなく、おうちで英語環境を整えるためのアドバイスなども掲載。
 またお子さんの対象年齢が小学生などを想定しているため、宿題に関するフレーズなども載っています。
 お子さんが小学校に上がってからも英語語りかけを続けたい方には、こちらをお勧めします。

保育士さん!その声かけ全部英語で言えます
 当園の職員全員に配りたいほど、保育施設でよく使うフレーズが盛りだくさんのこちらの本。
 おうちでのお子さんとのコミュニケーションにも役立つこと間違いなし!です。
 内容は表現集に特化しているもので、コラムなどはついておらず、お値段はお手頃となっています。

起きてから寝るまで子育て英語表現1000
 この本はお子さんとの会話というより保護者の方の「つぶやき」や「独り言」フレーズが多く載っている印象。
 表現も中上級者向けの内容が多く、英語に苦手意識がある方の最初の参考書としてはおすすめしません。
 英語はけっこう話せるけど、子育てに関する表現はあまり知らない、というような方にはピッタリだと思います。

② 英語アニメ

子ども向けの英語アニメには、日常生活に使えるシンプルな単語やフレーズが多用されています。
お子さんと一緒にアニメを見ながら会話の真似をしていると、あっという間にスピーキング力が上達しますよ!
「日常会話の参考になる」という意味でおススメしたいアニメは、以下の2つです。

・ Peppa Pig
 こちらのブログでもすでに紹介済み、おうち英語界隈で圧倒的な人気を誇る英語アニメともいえるPeppa Pig。
 イギリスの国民的アニメともあり、コテコテのイギリス英語なので好みが分かれるところではありますが…
 分かりやすいシンプルな表現が比較的ゆっくりした口調で話されているので、真似しやすいです。
 内容もほのぼのとしていて、英語入門用アニメとしては超おすすめです。

・ おさるのジョージ(Curious George)
 日本でもおなじみ、アメリカ発のアニメ「おさるのジョージ」(Curious George)
 ジョージは英語でもおサル語ですが、人間たちのセリフはネイティブスピードで比較的早いです。
 ただしストーリー展開はシンプルで分かりやすく、理解はしやすいのでおすすめです。

その他のおススメのアニメはこちらの記事にも載せています。興味がある方はぜひ。

③ その他:英語絵本

子ども向けの絵本も、日常生活に必要な表現が盛りだくさん。
寝る前の読み聞かせなどに英語絵本を取り入れてみるのもおすすめです。
近いうちに英語読み聞かせについての記事もアップしたいと思っていますので、お楽しみに!

英語語りかけ育児の重要性について

子どもたちに英語を学ばせるうえで、多くの親がスピーキング力の向上を期待しています。
「話せるようになってほしい」のであれば、日常的に話す機会がたくさん必要なのは当たり前のこと。
そのための一番の近道は、そばにいる人たちが英語を話していることです。
インターナショナルスクールに通わせたり高額教材を購入したりすることも方法の一つではありますが、ほとんどのご家庭にとって経済的に難しいのが現実。
そんな負担の大きい選択をするより、お子さんと一緒に過ごす時間に英語を織り交ぜる「英語語りかけ育児」こそ、私は皆さんに実践してもらいたいと願っています。

生涯学習の時代と言われる今、子どもたちだけではなく私たち大人にも学習を続けることが求められてきています。
大人になって改めて英語の勉強なんて、と恥ずかしがる必要は全くありません!
そして何より、どんな優秀な先生や指導者よりもお子さんに影響を与えられるのは、保護者の皆さん自身です。
お父さんお母さんが頑張る姿を見せることこそ、どんな言葉がけよりもお子さんの頑張りに直結することを忘れないでください。
お子さんを練習相手に、保護者の皆さんにもぜひたくさん英語でコミュニケーションを取ってもらい、ご家族みんなの英語力向上につながることを期待しています。
それでは、see you next time! 🙂